AQUOS R10には充電器が付属していません。USB-C充電器を別途用意する必要がありますが、AQUOS R10の急速充電をフルに使うにはUSB PD3.0/PPS対応の充電器が必要です。この記事では、AQUOS R10の充電仕様に合ったおすすめの充電器を、ACアダプタ5機種・モバイルバッテリー2機種の計7つに絞って紹介します。
この記事の執筆者|Kei
元サイバーエージェントでSEOメディア事業を統括し、月間数千万円規模の収益メディアを運営。著書『iPhoneアクセサリー初心者ガイド』。現在もモバイル・Webサービス業界に携わり、ガジェット購入数は累計200点以上。「自分で買って、使って、比較する」をポリシーに検証しています。
AQUOS R10の充電仕様
AQUOS R10の充電に関する基本仕様は以下のとおりです。充電器を選ぶ前に確認しておきましょう。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 充電端子 | USB Type-C |
| 急速充電規格 | USB PD3.0 / PPS対応 |
| 最大充電出力 | 36W |
| バッテリー容量 | 5,000mAh |
| ワイヤレス充電 | 非対応 |
| 充電器同梱 | なし |
AQUOS R10はUSB PD3.0とPPS(Programmable Power Supply)に対応しています。PPSは充電中の電圧と電流を細かく調整する技術で、発熱を抑えながら効率よく充電できるのが特徴です。36Wのフルスピード充電を引き出すには、PPS対応の充電器を選ぶのがポイントになります。PPS非対応のUSB PD充電器でも充電自体は可能ですが、実際の充電速度は20〜25W程度にとどまるケースがあります。なお、ワイヤレス充電には対応していないため有線(USB-C)での充電が必須です。AQUOS R10のケースやフィルムをまだ選んでいない方はAQUOS R10 ケース おすすめ19選やAQUOS R10 フィルム おすすめ13選もあわせて参考にしてみてください。
まず見ておきたい3つの充電器
AQUOS R10の充電器選びで迷ったら、まずはタイプの異なるこの3商品から見ると絞りやすいです。すべてPPS対応で36W急速充電に対応しています。
| 項目 | Anker Nano II 45W | UGREEN 30W | CIO SMARTCOBY Pro |
|---|---|---|---|
| 最大出力 | 45W | 30W | 35W |
| タイプ | ACアダプタ | ACアダプタ | モバイルバッテリー |
| PPS | ○ | ○ | ○ |
| ポート数 | 1 | 1 | 3 |
| 向いている人 | 家用メインで 確実に選びたい人 | コスパ重視で 手軽に揃えたい人 | 外出先でも 急速充電したい人 |
まずはこの3つから、自分の重視するポイントに近いタイプを選ぶと絞りやすいです。ここからは、ACアダプタ5機種とモバイルバッテリー2機種を紹介していきます。
AQUOS R10におすすめの充電器(ACアダプタ)
すべてPPS対応で、AQUOS R10の36W急速充電に対応した製品を選んでいます。
Anker Nano II 45W|家用メインに最適な定番モデル
Ankerの45W充電器で、AQUOS R10の36W急速充電をフルに引き出せるモデルです。GaN II(窒化ガリウム)技術を採用しており、45W出力でありながら一般的な20Wクラスに近いコンパクトさを実現しています。PPS対応でAQUOS R10との相性も問題ありません。シャープ公式ストアでもAQUOS購入者向けにAnkerの45W充電器を推奨しており、メーカーのお墨付きがある組み合わせです。
向いている人 / 向いていない人
- 👍 向いている人
家でメインの充電器として1つ持っておきたい人 - 👎 向いていない人
スマホとタブレットを同時に充電したい人(1ポートのため)
- 45W出力でAQUOS R10の36Wをフルカバー
- GaN II採用で小型軽量・プラグ折りたたみ式
UGREEN 30W USB-C充電器|コスパ重視の入門モデル
UGREENの30W充電器は、AQUOS R10の急速充電環境を手頃な価格で整えたい方に向いています。30Wなので36Wのフルスピードには若干届きませんが、PPS対応なので効率的な充電が可能です。実用上、30Wと36Wの差は体感しにくいレベルで、価格差を考えるとコスパは優秀です。UGREENのブランドについてはUGREENはどこの国のブランド?も参考にしてください。
向いている人 / 向いていない人
- 👍 向いている人
なるべく安く急速充電環境を整えたい人 - 👎 向いていない人
1Wの差も気になる人(45Wモデルが向いています)
- PPS対応で効率よく充電できる
- 手頃な価格でコンパクト・プラグ折りたたみ式
エレコム EC-AC13BK 45W|日本メーカーの安心感
日本メーカーのエレコムが出している45W充電器です。PSE認証取得済みで、安全面の信頼性を重視する方に向いています。45W出力なのでAQUOS R10の36Wを余裕でカバーできます。ケーブルセットモデルもあるので、充電環境を一式そろえたい方にも便利です。
向いている人 / 向いていない人
- 👍 向いている人
日本メーカーの製品を選びたい人 / ケーブルもセットで揃えたい人 - 👎 向いていない人
最小サイズにこだわる人
- 日本メーカーならではの安心感
- ケーブルセットモデルも選べる
Belkin 67W 3ポートUSB-C充電器|3台同時充電+PC兼用
USB-Cポートを3つ搭載した67Wの充電器です。1ポート使用時は最大67Wの高出力で、2ポート同時使用時は45W+20W、3ポート同時でも25W+20W+20Wで出力されるため、AQUOS R10を含む複数デバイスを1つの充電器でまかなえます。PPS対応でAQUOS R10との相性も問題ありません。120gと軽量で、プラグ折りたたみ式です。BelkinのブランドについてはBelkinはどこの国のブランド?も参考にしてください。
向いている人 / 向いていない人
- 👍 向いている人
スマホ・タブレット・PCを1つの充電器でまかないたい人 - 👎 向いていない人
充電器にコストをかけたくない人(UGREEN 30Wが向いています)
- USB-C×3ポートで3台同時充電が可能
- 120gと軽量で28万円の接続機器保証付き
CIO NovaPort SLIM 45W|薄型で持ち運びに最適
USB-C×2ポート搭載の薄型GaN充電器。厚みわずか13mmで単ポート時は最大45W出力に対応し、AQUOS R10とノートPCの同時充電にも使えます。2ポート同時使用時は45Wを自動配分する仕組みです。CIOのブランドについてはCIOはどこの国のブランド?も参考にしてください。
向いている人 / 向いていない人
- 👍 向いている人
出張・旅行で荷物を減らしたい人 / スマホとPCを同時充電したい人 - 👎 向いていない人
45W以上の出力が必要なノートPCを使う人
- 厚み13mmの薄型設計
- USB-C×2ポートで同時充電が可能
AQUOS R10におすすめのモバイルバッテリー
外出先でもAQUOS R10を急速充電できるモバイルバッテリーを紹介します。いずれもPPS対応です。
CIO SMARTCOBY Pro SLIM 35W|急速充電対応のコンパクトモデル
厚さ16mmの薄型10000mAhモバイルバッテリー。USB-C×2+USB-A×1の3ポートで、PPS対応・最大35W出力に対応します。AQUOS R10の36Wにはわずかに届きませんが、35Wでもほぼフルスピードに近い充電が可能です。パススルー充電にも対応しており、コンセント経由でバッテリーとAQUOS R10を同時に充電できます。残量はデジタル表示で確認可能です。
向いている人 / 向いていない人
- 👍 向いている人
薄さ重視の人 / 複数デバイスを持ち歩く人 - 👎 向いていない人
1泊以上の旅行で大容量が必要な人(20,000mAh以上を検討)
- 厚さ16mmで薄型設計
- 3ポート搭載でパススルー充電も可能
UGREEN Nexode Pro 45W 10000mAh PB727|ケーブル内蔵でフルスピード充電
UGREENの10,000mAhモバイルバッテリーで、最大45W出力に対応しているためAQUOS R10の36Wを余裕でカバーできます。ストラップを兼ねたUSB-Cケーブルが内蔵されているので、ケーブルを別途持ち歩く必要がありません。90×50×33mmのコンパクトサイズで、デジタル残量表示も搭載されています。
向いている人 / 向いていない人
- 👍 向いている人
外出先でもAQUOS R10をフルスピードで充電したい人 - 👎 向いていない人
薄型・軽量を最優先する人(CIO SMARTCOBYのほうがスリム)
- 45W出力でAQUOS R10の36Wをフルカバー
- USB-Cケーブル内蔵でケーブル忘れの心配なし
AQUOS R10の充電器の選び方
ここからは、AQUOS R10の充電器を選ぶときに押さえておきたいポイントを解説します。
USB PD3.0 / PPS対応かどうかが最重要
通常のUSB PD(Power Delivery)は、5V/9V/15V/20Vといった固定電圧で電力を供給する仕組みです。一方、PPS(Programmable Power Supply)はUSB PDのオプション規格で、電圧と電流をきめ細かく可変制御できるのが特徴です。
AQUOS R10の急速充電は、このPPSの可変電圧制御を利用して、バッテリーの充電状態に応じた最適な電圧・電流を供給する仕組みです。たとえば充電初期は高めの電流で素早く充電し、バッテリー残量が増えるにつれて電圧・電流を段階的に下げることで、発熱を抑えながら36Wの急速充電を実現しています。
PPS非対応の充電器を使うと、固定電圧での充電になるため実効出力は20〜25W程度にとどまります。PPSの有無で充電速度に体感できるレベルの差が出るため、急速充電を活用したいなら充電器選びでPPS対応は外せないポイントです。
| 規格 | 電圧制御 | AQUOS R10での実効出力 |
|---|---|---|
| USB PD(PPS対応) | 可変(細かく自動調整) | 最大36W |
| USB PD(PPS非対応) | 固定(9V等) | 約20〜25W程度 |
| USB-A(5V/2A等) | 固定(5V) | 約10W程度 |
出力は36W以上あれば十分
AQUOS R10の最大充電出力は36Wです。45Wや65Wの充電器を使っても端末側が自動で36Wに制限するため、過充電の心配はありません。ただし、36W以上の充電器を選んでおくと将来の機種変更時にも使い回しやすくなります。
ポート数と用途で絞る
AQUOS R10だけを充電するなら1ポートで十分です。ノートPCやタブレットも同時に充電したい場合は、Belkin 67WやCIO NovaPort SLIMのような複数ポートモデルが便利です。外出先での充電が多いなら、モバイルバッテリーも検討してみてください。
よくある質問
- AQUOS R10に充電器は付属している?
-
付属していません。USB-Cケーブルのみ同梱されている場合がありますが、ACアダプタ(充電器)は別途購入が必要です。
- 古いスマホの充電器でも使える?
-
USB-C端子の充電器であれば充電自体は可能です。ただし、USB PD非対応の古い充電器では5〜10W程度のゆっくりした充電になります。急速充電を使いたい場合はPD対応の充電器を用意しましょう。
- ワイヤレス充電器は使える?
-
AQUOS R10はワイヤレス充電に対応していません。有線(USB-C)での充電のみです。AQUOS R9 proなど一部のハイエンドモデルではワイヤレス充電に対応していますが、R10は非対応となっています。
- 36W以上の充電器を使っても大丈夫?
-
問題ありません。端末側が自動で最大36Wに制限するため、45Wや65Wの充電器を使っても過充電にはなりません。将来ノートPCなど高出力が必要な機器を購入する可能性を考えると、余裕のある出力の充電器を選んでおくのも合理的です。
- PPS対応とPD対応の違いは?
-
USB PDは急速充電の基本規格で、決められた電圧(5V/9V/15V/20V)から適切なものを選んで充電します。PPSはPDの拡張機能で、電圧を0.02V単位で細かく調整できるのが特徴です。AQUOS R10はPPS対応なので、PPS対応充電器を使うと発熱を抑えながらより効率的に充電できます。
- iPhoneの充電器でAQUOS R10を充電できる?
-
Apple純正の20W USB-Cアダプタなど、USB-C端子のPD対応充電器であれば充電可能です。ただし、20W充電器では36Wのフルスピードは出ません。古いLightningケーブル用の5W充電器(USB-A)は端子が合わないため使えません。
- 100均の充電器でも大丈夫?
-
100均のUSB-C充電器でも充電自体は可能ですが、PD対応・PPS対応の製品はほぼありません。5〜10W程度のゆっくりした充電になります。就寝中など時間に余裕がある場合は問題ありませんが、急速充電を使いたい場合はPD対応の充電器を選びましょう。
- インテリジェントチャージとは?
-
AQUOS R10に搭載されているバッテリー保護機能です。充電パターンを学習して、バッテリーへの負荷が大きい満充電の状態を減らすように充電速度を調整します。長期間使ってもバッテリーの劣化を抑える効果が期待できます。この機能が有効な場合、残量90%以降の充電速度が意図的に遅くなることがあります。
まとめ|迷ったらこの3つから見ると選びやすい
AQUOS R10の充電器を選ぶポイントは「USB PD3.0 / PPS対応」「36W以上の出力」の2点です。この条件を満たす充電器なら、AQUOS R10の急速充電をフルに活用できます。
- 家用メインなら Anker Nano II 45W
- コスパ重視なら UGREEN 30W
- 外出先でも急速充電なら CIO SMARTCOBY Pro SLIM 35W
迷ったときは、この3つを起点にすると方向性が見えやすいです。そのうえで、PCとの兼用が必要かどうか、モバイルバッテリーも必要かどうかで絞っていくと自分に合う充電器を選びやすくなります。
AQUOS R10のケースをまだ選んでいない方は、AQUOS R10 ケース おすすめ19選もあわせて参考にしてみてください。

